キャッチコピーの作り方

さて、『数多くいるセラピストの中から、なぜあなたを選ばなければいけないのか?』の答えは見つかりましたか?
あなたの“売り”をお客様に伝えることができれば、そこに行列ができ始めます。

「どんなユーザー」に「どんなシナリオ」で「どんな価値」を提供したいか、絞り込んで考えるのです。
具体的であればあるほど良いです。

『誰でもいいですよ』は最悪です。もし、飲食店でおススメを聞いたとき「全部美味しいですよ」って言われて、あなたは「えー!すごい!なんでも美味しいんだ!!」って心が震えますか?

例えば、『頭痛持ちの人のためのヘッドスパ』というようなメニューであれば「どんなユーザー」かはっきりしています。
旅行にまで来て頭痛になるなんて最悪ですよね。その頭痛をどういう施術で軽減するのか、どう予防するのか、「シナリオ」を考えます。
頭痛の不安のない旅行を、頭痛のない日常を、提供します!という「価値」を伝えるのです。

お客様は何か『感情の用事を片付けたい』と思っています。それは痛みからの解放感だったり、特別な体験だったり…
お客様自身もそれが明確に言葉で表現できるとは限りません。「なんかこう…いい感じにしてほしい」とか
それをあなたが『こうします』とうまく表現することで、お客様の心を掴むのです。

具体的なキャッチコピーの考え方を書いておきます。ぜひ、参考にしてください。

まず1行目に「早い話が…」と書きます。それに続けてキャッチコピーを書く。最後に「早い話が」を取る。
これだけです。

TOTOの『お尻だって洗ってほしい』など、秀逸なキャッチコピーを次々生み出しているコピーライターの仲畑貴志氏の考え方です。

これを下記のような構成でPOPを作っていきます。

 ①キャッチフレーズ
 ②リードコピー(説明)
 ③商品名
 ④価格

デザインについても少し。色の配分はメイン70%・サブ25%・アクセント5%がバランスよく見えます。